キャプションを確かめながら、一点一点丁寧に見る方が多い。素材、織り、染めの材料などに関心が集まっているようだ。
素朴な糸や道具も展示され、織染の原点が伺えるアジアの
布。強烈な赤はお守りの色であると同時に、パワーをもらえそう。
布の更なる可能性を探ろう、と若者がいろいろな試みをしているコーナーも人気を呼んでいる。人の五感の働きを補う布など、高齢化社会に相応しい試みだ。
約40卓にところ狭しと並べられた布小物たち。作り手との
コミュニケーションを楽しんでいる人も多い。
(2004/2/4 よこやまゆうこ)
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