handmadejapan.com ［日本の手しごと］/Side Story #174：『フランク・バウアー＋冨田　潤　二人展』

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Side Story 163 『工房探訪その５０』でご紹介した冨田　潤さんが、７月３日から１５日まで、京都で展覧会を開きます。彼の古い友人であるフランク・バウアー氏との二人展です。

バウアー氏は、アルミニウム素材で照明器具を作る作家です。
二人は、糸と金属という全く異なる素材を用いながら、そのニューアンスには共通するものがあります。冨田さんが書いておられるように、お二人が人間的にも惹き合うものがあるのは、創造の根っこのようなものを共有しているからかもしれない、などと推測したくなります。暑い京都の夏に、一陣の涼風をもたらしてくれそうな展覧会です。

冨田さんは、今年９月から一ヶ月、ロンドンのThe Daiwa Japan Houseで展覧会を開きます。The Daiwa Japan House では、昨年９月、染織作家上原美智子さんが展覧会を開き、その様子はside story 158でご紹介しています。また、２００３年に、Feature 008でご紹介した金唐紙の上田　尚さんが５月～６月に展覧会を開きました。
The Daiwa Japan Houseを会場に、The Daiwa Anglo-Japanese Foundationがさまざまな企画で日英の相互理解の促進を図る展覧会を開催しています。日本の優れた手仕事やアートを紹介する格好の場として注目されています。

（2007／６よこやまゆうこ）