今年で4回目となる湘南の漆展が、東京銀座で開かれます。
作り手たちは、夏をイメージする湘南に住まう漆作家たち4名。このサイトでもおなじみの、
伏見眞樹さん
、
佐藤智洋さん
、
藤田朋子さん
、そして、伏見さんのお嬢さんのジュエリー作家 伏見晴日さんです。
今回の目玉は、琥珀にお得意の蒔絵を施した藤田さんの珍しい装飾品や、晴日さんの真珠に漆や螺鈿をのせた繊細なジュエリーたちです。普通のアクセサリーに飽きた方には、是非見て頂きたい珍しいジュエリーです。
伏見眞樹さんは、竹から掘り出した定番のスプーンに漆で華飾したものが今回出展されます。エレガントなスプーンで、上質の夏菓子をいただけば、涼風吹きぬける至福のひとときが訪れそうです。
佐藤智洋さんは、京都での初個展を終え、これから旬を迎える作り手の気迫あふれる端正な日常の器たちが並びます。4者4様の競演です。
『GINZA SIX』の地下に出現した観世能楽堂をのぞきながら、暑さのさなかの漆を楽しみに、銀ブラはいかがでしょうか。
伏見眞樹さんの新作「おしぼりトレー」。銀座の割烹料理屋から依頼されて作られたそうですが、一器多用の重宝な器になりそうです。
『湘南の漆展4』
と き:
2017年7月13日(木)〜21日(金)
11:00~19:00
ところ:
ギャラリー江(こう)
03-3543-0525
歌舞伎座右横入る 成和銀座ビル2階
(2017/7 よこやまゆうこ)
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