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「いの町紙の博物館」ご案内

高知市からのどかな路面電車に乗って1時間ほどゆくと、紙の里いの町に着きます。黒い瓦が美しい「いの町紙の博物館」を訪ねてみました。

展示スペースでは、和紙のできるまでが分かりやすく展示され、今では珍しくなった紙漉きの道具類も展示されています。土佐和紙は千年あまりの歴史をもち、「土佐日記」で知られる紀貫之が国司であったとき、政治文化の発展のため製紙業を奨励しました。 そうした土佐和紙の歴史も資料と共に展示され、和紙が大切な産業として重視されていた様子がよくわかります。 和紙漉きの体験のできる設備を備え、和紙の産地ならではの、さまざまな和紙と和紙製品の販売もしています。

土佐和紙伝統産業会館/いの町紙の博物館
住所: 高知県吾川郡伊野町幸町110-1 
Tel:0888-93-0886
開館時間:午前9時〜午後5時 休館日:月曜日

関連URL:
高知県伊野町公式ホームページ
http://www.ino.org/

 


 

 

(photo1)

 

 


handmadejapan.comの
オリジナル和紙製品のご紹介

板目紙ステーショナリ

紙を手でさわることは癒しの効果があるとの説があります。大勝さんの作るふんわりと穏やかで、大自然の形を写し取った板目紙には、確かにそうした効果があると思います。 そんな力を秘めたこの紙を、もっと使い易い品に仕立てて多くの方に使っていただきたいと思いました。そこで、すべての工程が人の手によって産みだされた手漉き紙の優しさや健康的な美しさを、贈り物に最適なステーショナリセットに仕立ててみました。
2つ折りカードと封筒12枚セット(photo1)は、大切な方への特別なギフトとして遣っていただけるよう、桐箱に入れ真田紐をかけました。日本語と英語の説明文も箱の中に入っています。

さらに今回は、カードと封筒セットのほかに、葉書と名刺サイズの紙を販売します。すべて同じ手法で作られた板目紙です。

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(photo3)

(photo4)

 

手頃なサイズの板目紙

何にするのか分からないけれども、持っているだけで愉しい、と紙の好きな方はおっしゃいます。そんな方のために、あるいは、この紙を自分で壁に貼ってみよう、天井から下げてパーティションにしよう、屏風に仕立ててみよう、木版やシルクスクリーンを摺ってみよう(photo 3 ドイツ人作家の銅板画)と使い道を持っている方に、大勝さんの漉いた使いやすいサイズ(55x44cm)の板目紙を販売します。
白以外には、ご注文により植物染料で墨色、淡いピンクなどに染めることもできます(photo 4 藍、紅花、スモモなどで染めた板目紙)。この場合は最低100枚からお作りします。

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大きなサイズの板目紙

和紙問屋や専門店では、全国で作られているさまざまなタイプの和紙を販売しています。数枚の和紙を捜しているときは、実際に手にとってみて厚さや色、風合いを確かめたうえで求めるのが最善の方法です。
ところが版画や銅版画を摺ったり、インテリアで特殊な紙を求めるときなどは、作り手を見つけて好みの紙を漉いてもらうのが納得のゆく方法です。 土佐和紙に入った4名の若い作り手の一人田村亮二さんは、そうした注文の紙を漉いてくれます。
田村さんは自動車のシステムメーカーの試作品仕上げの会社に就職していましたが、故郷の土佐にUターン。紙業試験場で学んだ後、平成9年に独立、現在は伊野町にある土佐和紙工芸村で紙を漉いています。

田村さんは建築家に依頼されたのをきっかけに、大きなサイズの板目紙に挑戦しました。大唐紙と名付けたこの板目紙は、サイズが76x142cm、楮100%、三椏100%のいずれかで漉きます。
今回特別にお願いして、注文制作で100枚から漉いていただけることになりました。参考価格は、楮、三椏とも、一枚2,000円から3,000円、紙の厚さによって価格が変わってきます。 その他、四つ判(55cmx142cm)、宇田判(40cmx142cm)などもお作りすることができます。

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和紙についての珍しい書籍

『和紙の手帖I』『和紙の手帖II』と
英語版『Handbook on the Art of Washi』

全国手すき和紙連合会が編集出版している和紙の全てが分かる便利な本をご紹介します。和紙の知識の普及を目指して出版されたこれらの本は、すでに5刷を重ね、隠れたベストセラーとなっています。いずれも一般の書店では販売していません。

『和紙の手帖I』では和紙に関する50の質問への答を、各分野の第一人者が分かりやすく説明しています。産地と特色、かえる店、みる店、つくれる店のリストもついた、和紙に関心のある人には必携の実用書。
質問例: 『和紙はなぜ洋紙より永く保存できるのでしょう』/『虫喰いや染みを防ぐ方法を教えて下さい』/『住まいやビルなど 建築への和紙の使われ方を教えて下さい』

『和紙の手帖II』は『和紙の手帖I』で答えられなかった更に50の質問と答が掲載されています。 質問例: 『正倉院の紙が和紙の原点といわれるのはどういう意味ですか』/『紙布について教えてください』/『裏打ちについて教えてください』

『Handbook on the Art of Washi』は、『和紙の手帖I』『和紙の手帖II』のなかから選んだ43問への答が分かりやすい英文で紹介されています。 質問例:What is the secret of the beauty of Washi? /Why is paper made in cold winter weather better?/ Tell us aout Washi and printmaking.

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土佐和紙工芸村に展示されている
子供たちが描いた和紙のできるまで

 


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