県の産業としては市場の90%を占めるという眼鏡フレーム、蛇の目傘のメーカーが開発した備長炭を練り込んだ布で作ったマイナスイオンが発生するというUVカット日傘、県の地酒コーナーも充実している。オープンしたてなので品数が少なく、ショッピングには物足りなさもあるが、ショップデザインでは定評のある(株)北山創造研究所のインテリアとコーディネータの目が入った品選びで、和のグッドデザインともいえるものがそろっている。雰囲気の異なる越前和紙をパネルに貼ったサンプルが装飾としても活かされていたり、床材が竹の集製材であるのも竹の国らしいし、越前塗の箸コーナーは、つい買ってみたくなる品揃えである。
2階は100名はゆったりと入れる多目的スペースとなっており、既に「福井手打ちそば入門講座」が計画されている。興味のある方は『福井そばルネッサンス推進実行委員会事務局』tel:0776-21-2772まで尋ねてみるといいだろう(締切5月31日)。浅鉢に盛られ、たっぷりとかつお節がのった福井のおろし蕎麦はなかなか美味しい。