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「日本の紙」漉き手と使い手の仲間たち展


福島県三島町が、昔からの生活の中で培われたものづくりの 技術を継承・発展させるために「生活工芸運動」に取り組ん でから早や30年になるといいます。
千葉大学の宮崎 清教授の指導で始まったこの村起こし運動 は、同様の主旨で始められた全国各地の工芸による村起こし のなかでも優等生の成長ぶりをみせています。
タイトルの編組工芸品とは、文字通り、編まれたり組まれた りして作られる竹、蔓、皮類で作られた工芸品のことです。 竹のざる、アケビの篭、ぶどう蔓の買物篭、ひろろと呼ばれ る草のバッグなど、近ごろでは、深い山ふところから飛び出 して、都会でもグッチ、エルメスを凌ぐ?!人気アイテムと なっています。その魅力は、良質の材料を山から採ってくる ことに始まり、それをきれいに準備する厄介な作業、編んだ り組んだりする技仕事を、三島の方自身が責任とプライドを もってやっていることです。当然、手抜きのない仕事ぶりと 技からうまれる品々は見事な一生ものです。
雪解けの山国三島町への旅は、きっと行って良かった、また 行きたいと思われること受け合います。


とき:

2003年3月15日(土)〜3月30日(日)

   
ところ:

三島町交流センター『山びこ』
福島県大沼郡三島町大字名入字諏訪ノ上

   
問合せ: 三島町生活工芸館 tel:0241-48-5502
   
車では:

東北自動車道郡山JCTから磐越自動車道に入り、会津坂下ICから252号線

   
交通機関: 三島町までの地図はこちら(LINK)
   
同時開催:

●第22回 三島町生活工芸品展[3月15、16日]
〜三島町特産の生活に密着した工芸品の数々〜

荒屋敷遺跡と現代工芸展[3月15日〜30日]
〜縄文時代の編組・木製遺物と現代工芸の比較展示〜



ちょっと行ってみようかな、と思って下さった方は、このリンク(LINK)を開い てみて下さい。近郊の興味深いスポットが紹介されています。 また、お勧めのお宿は、三島町のウエッブサイト(LINK)に出ています。

 

 


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