この秋『日本を嗜もう』を標語に、真田十万石の歴史文化が息づく町長野県松代町の松代藩文武学校を会場に、全国の女性ギャラリーオーナー7名のセレクションによる工芸家たちの展覧会が開かれます。この初めての試みの仕掛人はISHIKAWA地域文化企画室の石川利江さん。ご自身も長野市に画廊「座アッシュ・アール(LINK)」を主宰されています。
松代藩文武学校は、安政ニ年(1855年)に、学問と武術の修養の場として開校された建物。この建物のなかの剣術所、柔術所、弓術所、文学所、槍術所として使われた空間に、あけずば織の上原美智子さん、染色の福本潮子さん、珠洲焼の中山達磨さんら22名の作品が展示されるという趣向です。150年前の空間と、現代の工芸作家たちとの競演となりそうです。
嬉しいことには、会期中、旧家八田家のおばあさま千鶴さんによる、ご自宅での郷土料理のおもてなしもあるそうです。(要予約 026-278-0550)また、真田家の菩提寺、長国寺の本堂が解放され、ここでは、料理屋「かじや」特製のお弁当も。たった4日間の催しですが、秋の始まりを感じる松代への旅は、絶対楽しそう!
日時: |
平成16年9月23日(木)〜26日(日)
午前10時〜午後5時(入場は4時30分まで)
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会場: |
松代藩文武学校 |
入場料: |
200円 |
共催: |
エドール・ド・まつしろ2004実行委員会
NPO法人長野都市経営研究所
信濃毎日新聞社
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問い合せ:ISHIKAWA地域文化企画室 026-269-6161
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