和装関係の異分野の作家が会して開く、ユニークな展覧会のお知らせです。
全国植物染織研究会に属する作り手たちが作る『彩の会』のメンバー6名は、友禅染の荒井明美さん、織りの石月まり子さん、爪織綴の四宮雪子さん、染色の竹澤要次郎さん、染・箔の谷 喜和子さん、刺繍の長谷川敬子さんたちです。
古法の研究から得られた美しい天然染色の着物、小石丸、青熱などの繭から作られた特性のある糸を用いた「生絹(すずし」、爪織の技で作った帯、天然染料の更紗の帯、そして日本刺繍の小物など、それぞれが得意技を生かした力のこもった作品を出展します。
また、着物や帯のとりあわせ方、友禅染の注文の仕方や着付けなどの相談にものってくださるそうです。
会期:平成18年10月24日(火)〜10月30日(月)
会場:田中八重洲画廊
東京都中央区八重洲1-5-15
03-3273-6208
掲載誌:婦人画報11月号
染色α
ウエブサイト:美しいキモノ
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