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『震災復興支援プロジェクト:手仕事を繋ぐ 東日本被災工芸作家支援企画のお知らせ』

(yomiuri onlineより)

この度の震災で、栃木県益子町に伝わる益子焼の窯でも、大きな被害が出ました。被害総額は7億7千万円にものぼると同町が発表しています。民芸運動の中心人物でもあった人間国宝浜田庄司の作品を展示する『益子参考館』では、数百点が破損、取り返しのつかない消失となりました。昨秋に訪問し、浜田作品の力強い造形の壷や大皿などを見てから間がないので、ガラスケースのなかで大破したそれらの姿を想像し、痛恨の思いをぬぐうことができません。形あるものはいつか消える、とは言うものの、貴重な美術工芸品の展示には、経費がかからないよう工夫をこらして安全を確保してほしいものだとも思いました。

窯を始め、工房や自宅が崩壊した益子町周辺の作家たちも多く、藤沢の工芸サロン梓の田中政子さんのプロデュースで、12名の作家の全国5カ所の巡回展が決定。東京では新宿のリビングデザインセンターOZONEのスペース提供を受けることができました。詳細はwww.azusa-kougei.comで。
“もう、ものは要らないわ、、、”とおっしゃらず、少しだけ良いもの、に囲まれた暮らしの心地よさを見つけようではありませんか。
 
    (2011/5 よこやまゆうこ)

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