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『小林純子裂織(さきおり)展』

SideStory#215でご紹介した、小林純子さんの個展のお知らせです。
裂織と呼ばれる分野の織物では、多くの作り手がさまざまなアプローチで、古い布から新しい世界をもった布の創造を試みています。
小林さんもそのお一人。1年半前の個展から、さらに工夫がこらされ、進化を続け、テキスチャーにこだわる姿勢はますます深化しているようです。
今回の展示では、一旦裂織にした布を細く切って、緯糸に使う方法が使われています。この手間のかかる作業から生まれる絹糸の分厚いけれども空気をはらんだ柔らかな積層は、まるで森の苔のよう。手織り布では見たことのないテキスチャーの布となっています。
ご本人も、“この方法だと、裂織を始めた頃から出したいと思っていた質感に近い布になったと感じている”とおっしゃいます。3年前の取材で「裂織に魅せられたのは、その布が放っている驚くべき美しさであり、さまざまな技法を使ってこの織りを変える、またこれらの織りに新しい生命を吹き込むという素晴らしい自由があるからです」と話してくださいましたが、その素晴らしい自由を大いに楽しんでいらっしゃることが伝わります。
これは小林さんにとって一つの通過点かもしれませんが、布に関心のある方には見逃せない展覧会です。
  と き: 2013年4月1日(月)〜4月7日(日)
  ところ: 銀座煉瓦画廊
中央区銀座4-13-18 医療ビル2階
(新しくなった歌舞伎座のすぐ横です)
03-3542-8626
http://www.gallerys.jp/town/tokyo/rengagarou/

(2013/3 よこやまゆうこ)

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