コロナに明けコロナに暮れようとしている2020年。それでも私たちの暮らしは少し、あるいは大きく形を変えながらも続いて行きます。いつもなら楽しいギフト交換や食事会もできる季節なのに、つい、安全最優先で閉じこもってしまいがち。
そんな状況ではありますが、いえ、だからこその、とっておきの贈り物にふさわしい一品をご紹介します。楽しいことの少なかった一年間の辛抱をぜ~~んぶまとめて、親しい方への、またご自分へのプレゼントもいいですね。
升たかさんは、15年ほど前、西麻布の「桃居」で初めての展覧会を開いて以来、定期的に個展をしていらっしゃいます。初めての展覧会を開いたのが50歳くらいの時、という遅いスタートの訳は、
http://panorama-index.jp/webmag/interview_masutaka_1/
で読むことができます。多様性人間とでも言う作家さんです。
メキシコの絵皿?と思ってしまいそうな光あふれるカンタ文絵皿、色っぽい赤が目を引くカップ&ソーサー、不思議な獣の手を持つ人魚が微笑む陶箱、どれも意表をつく作品ばかりです。
冷たい時雨の降る朝、どんよりと重い雲の日中、木枯らしの吹く夜、そんな時、升たかさんの一点は、人生まだまだ良いこと起こるよね、と思わせてくれるパワーを貰えそうです。
推薦の言葉を:
升たかさんは1970年代からイラストレーターとして活躍されました。50歳を超えてから陶芸の世界にチャレンジ。それまでのヤキモノにはなかった独自の絵付けで新しいジャンルを開拓してきました。転がる石のように、つねに移動しながら挑戦し続けるマスタカワールドにご注目ください。 桃居 広瀬一郎
『升 たか 陶展』
と き:
2020年12月11日(金)~15日(火)
日・月・火のみ店舗オープン
その他はオンラインショップへ
ところ:
桃居 東京都港区西麻布2-25-13
03-3797-4494
http://www.toukyo.com
インスタグラム:
toukyo_ichirohirose
オンラインショップ:
https://toukyo-exhibition.stores.jp
(価格:色絵カンタ文9寸皿 71,500円、Jijiロマネスク人魚陶箱 60,500円、色絵バティック動物文カップ&ソーサー 24,200円 +消費税)
(2020/12 よこやまゆうこ)
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