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| お盆の季節でもありますので、今回のお勧めの一品は「位牌」。 我が家には仏壇がなかったので、友達の家の大きな仏壇は、奥から何かが出てきそうで気味が悪く、急いで前を通るような怖いものと感じていました。床の間の横の観音開きの押入れは、布団置場になっていました。その空間が仏壇の入る場所だったことを知ったのは、かなり大きくなってからだったと思います。 核家族という暮らし方が広がった時代には、仏壇問題が浮上した記憶もあります。そして今、墓じまいが進み、集合納骨というシステムが便利と言われたりと、一段と様変わりが進んでいるようです。子供の頃は、顔も知らなかった親戚に会うめったにない機会だった葬式も、コロナ下では葬儀もできずに家族を送らなければならない事態が起こっています。 迅速かつ安価を謳った位牌がネットで販売されていますが、亡き人を忍ぶよすがとして、せめてご位牌は心のこもったものにしたい、と思われる方もいらっしゃるのではないかと思い、ここにご紹介いたします。（余談ながら、ベトナムの山奥で日本の小型仏壇を大量生産している現場に出会ったことがあります） |
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＊素材は桂ですが、ご希望があれば欅、栃、桑などを選ぶこともできます。 ＊サイズは、写真のものは高さ１７cm。１５～２０cm以内に対応します。 ＊塗りは拭漆に金蒔絵を施します。戒名などの書式はご相談のうえ、手彫りし、金蒔絵は蒔絵職人が行います。 ＊納期は、四十九日に間に合うようにします。 ＊価格は58,000円（消費税、送料別） ご質問、ご用命はshop@handmadejapan.comまでお願いします。 |
| （2021/8 よこやまゆうこ） |
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