handmadejapan.com ［日本の手しごと］/Side Story #430：＜展覧会情報＞『糸との旅』まゆ織工房　上原美智子展

『沖縄で蜻蛉の羽根のように薄い絹布を織りつづけてきた上原美智子さんの、久しぶりの個展です。 DMの文章をそのままに：

究極の薄布「あけずば織」で名高い沖縄の染織家・上原さん。コロナ禍の3年間をひたすら工房に篭って織り続けたそうです。しかも長年使い慣れた絹糸だけでなく、これまで収集してきた様々な糸を使って、新たな試みにチャレンジしたとか。それはヨーガン・レールさんから贈られたインドの手紡ぎ木綿糸・カディだったり、自分で育てて績んだ芭蕉の糸だったり、韓国で入手した極細のモシ（苧麻）だったり、、、。使い慣れて「すっかり仲良くなるまで時間ががかかりました」と。まるで糸と旅するように織り進めた、あけずば織や植物の糸の作品を是非ご覧いただきたく思います。復帰50年の節目の年に、comoで企画した3つの沖縄染織展、最後の企画です。是非ご覧ください。

とき：	２０２２年１１月３日（木）～９日（水）昼１２時～午後７時（会期中無休、最終日は午後５時終了）
ところ：	ギャラリー・クックラボ　como 東京都港区南青山4-7-7 03-3470-0019 http:// www.comocomo.net/

（2022/10　よこやまゆうこ）