さて、『鉄道愛 For the Love of Trains』と題された夏期の展示をご紹介します。鉄っちゃんとか鉄オタとか呼ばれる鉄道を愛してやまない方々にとっては必見の展覧会です。
蒸気機関車は、その巨体で坂を喘ぎつつ上るさまや、白く深い蒸気を吐きあげるさま、甲高い悲鳴のような汽笛を発することなどから、圧倒的存在感は迫力満点、感情移入しやすい工業物の筆頭のような気がします。
ちなみに、日本に鉄道が開通したのは1872年(明治5年)、蒸気機関車は1959年にはディーゼルに取って代わられ製造終了。1975年北海道の在来線を走ったのが最後とされています。