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<番外編>『特別レポート 能登半島地震体験レポート 3  芝山佳範』
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【3回目】
     3月22日。金沢を17時に出て、夜ののと里山海道を走り地震後初の長橋食堂へ。山を越えてからの道が凄かったです。普段の道路が通じていないので、途中田んぼに鉄板を敷き、その上を走り3時間の道のり。
     3月23日。長橋で迎えた朝。隆起で海水が引いてしまったとは聞いていましたが、じかに見ると凄い。珊瑚藻が白くツートンに別れた色が、その凄まじさを物語っていました。
     牛首紬の西山さんも来られ、珠洲焼の坂本さんの仕事場の奥から珠洲焼と道具類、土などを引っ張り出し整頓し終わって解散。素人がする仕事がなくなったので今日で終りにします。山中漆器の北市さんも後で来られ、しばし坂本さんと談笑。お土産を頂き珠洲を後にし輪島へ。親方の所に顔を出し、沈金の話をして帰宅しました。

【4回目】
     4月11日。知人の仕事の運転手役で珠洲へ。珠洲の正院駅に車を停めて周辺を散策。何も変わらない景色がありました。
     4月12日。長橋から輪島へ。輪島の町を見て、お昼はいつも行くゼロイチ✕萬正食堂でランチ。ご飯大盛りを注文。凄い量です。ボランティアの方や皆さんに少しでも多く満足してもらえればという思いでされているそうです。ごちそうさまでした。
     いろいろなことが少しづつ動いてるように感じました。輪島からの帰路、能登鹿島駅へ立ち寄りました。桜の八分咲きが綺麗でした。週末は満開ではないでしょうか?

【5回目】
     4月22日に午後から輪島へ。体験用の箸を確保しに岩多箸店へ。震災から10日くらいで作業を開始していたそうです。他の箸店は機械が直り次第作業を始めるところや、長期休業というところもあり、これからは塗り物を確保することが大変になるかもしれません。親方のところに顔を出して帰宅。
【6回目】
    5月2日。漆体験プログラムに必要な輪島塗の栞を取りに、9時半に金沢を出て2時間で輪島へ。栞を受け取り、ゼロワン✕萬正食堂で中華丼大盛りを完食。丼いっぱいのライスとあんかけを平らげました。
    工房長屋での情報交換。工房長屋が主体になり、伝産館での体験の予算を取ってもらったものの、工房長屋関係の職人は消極的。仕事を選んでる場合ではないとも思うのですが、2次避難している人の情報を聞きに行きましたが、課長も担当係長も不在だったので帰宅。後でメールをして現状を聞く予定。(つづく)
(2024/7 よこやまゆうこ)

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