長野県鬼無里村で漆を採りながら、制作している
大出 晃さんが、トマトの栽培に情熱を傾けていること、sidestory 076(LINK)でお伝えしました。その収穫第一弾が届きました。開けてびっくり。どれも個性たっぷりな高原育ちのトマトたち。その勇姿を見てやってください。最大のものは、1キロ以上ありました。この巨大トマトは、アメリカではビーフステーキと呼んでいて、ハンバーガーとか、サンドイッチに挟んで食べるとか。横切りした姿は、確かにビーフステーキのようにも見えます。
でも、今夏の長梅雨と日照不足のせいで、大出さんにとっては、ハラハラ、ドキドキの栽培初体験だったよう。殺虫剤を撒かないので、囲いのなかにモンシロチョウが一匹入ってしまうと、虫を飼っていることになってしまうし、リスのような小動物が、完熟のタイミングを計って食べに来るし、と、悩みは尽きない。でも、薬を散布をしているご近所の農家には、リスは食べに来ないとか。
そして、大出さんの頭の中は、もう来年のトマト計画でいっぱいなのです。
試食のご注文を頂いた方々には、近日、完熟直前
トマトをお届けする予定です。
(2003/8 よこやまゆうこ)
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