handmadejapan.com ［日本の手しごと］/Side Story #236：『伏見眞樹さんのスプーン受注再開します！』

Feature 003でご紹介している漆作家・伏見眞樹さんの人気アイテムは、竹を掘り出して漆を塗ったスプーンやフォーク。ベビースプーン＆フォーク以外のカレースプーンなどは、制作が追いつかないためにご注文をお受けできない状況が長く続いていましたが、やっと、再開できることになりました。仕上がりまでお待ちいただく期間は３ヶ月～６ヶ月です。
裏山から孟宗竹を切り出し、乾燥させ、形を掘り出し、何度も漆をかけて仕上げる作業を、伏見さんはすべて一人で行います。その作業の様子が、facebookでご覧になれます。無駄のない手元の動きを眺めるのは、一種、癒し系です。海外からも、驚きや賞賛のメールが入るそうです。“どうして竹に樹の汁を塗ったスプーンを、手間ひまかけて修理するの？”と丁寧な修理を不思議がるメールもあるとか。
写真のお皿は、カレーライスに持ってこいの新作「溜塗八寸深皿」栃材、高さ５cm、直径２５cm、22,050円（税込み）です。ご注文をお待ちしています！

（2011/9　よこやまゆうこ）